株の買い方を知ろう

株の買い方を知ろう


今年も4月となって数日が経過しました。5月からの新元号である「令和」も政府発表され、新たに何かに挑戦する人も多いことでしょう。そして、それは株式投資も同じかも知れません。そこで今日は株式投資をこれから始める人のために、株式投資の基本である「株の買い方」を順を追って細かく解説していこうと思います。

株式投資を前から始めてみたいと思っているけど、いざ株を買おうとなると、具体的にどんなステップを踏んだらいいのか分からなくて、なかなか行動に踏み切れないという人は少なくありません。せっかく投資に興味を持っているのに始められないのはとてももったいないことです。

ちなみに「具体的な行動ステップを思い描けない、把握できないことに人はとても取り組みにくい」ということは心理学的にも言われていることであり、行動に対する具体的なステップを知ることはとても効果的で重要なことなのです。

この記事では、初心者にやさしい株の始め方の1つとして、「株を買うまでに必要なステップ(株の購入方法)」を紹介します。最後まで記事を読んでもらえばわかりますが、個人が株を買うことは決してむずかしいことではありません。むしろ、ここ数年でインターネットやスマホの技術革新のおかげでそのハードルはどんどん下がっています。それでは順を追って株の買い方を見ていきまましょう。

株の買い方其の1 証券会社に口座を開こう

株式市場に公開されている株式を買うには、まず証券会社に自分の証券口座が必要です。意外と知らない人が多いのですが、株式銘柄は直接現金や一般的な預金口座からは買えないのです。証券口座というのは、銀行口座のようなもので、証券口座がないと株取引ができません。株を売買するときは証券口座を通じて自分の投資資金を扱います。ちなみに証券口座自体は、お金をかけずにいくつでも、無料で開設することができます。

従来の証券口座は口座を作ったり取引をするのに、直接金融機関に出向いたり電話をする必要がありましたが、最近の証券口座はもっぱら「ネット証券」が主流なので、株の売買手数料も大きく下がり、口座管理料も無料の証券会社が増えています。ネット証券とはインターネットを通じ、オンライン株式取引の場を提供する証券会社のことを指す、 インターネット証券会社の略称です。また、ネット証券はオンライン証券とも言われます。 ネット証券を使えば、わたしたち投資家はパソコンや携帯電話・タブレット端末でネット証券のウェブ画面をみながら自分で投資判断し、注文を出すことができます。

さらに、楽天証券やSBI証券、マネックス証券など全ての証券会社がそれぞれの会社で独自の投資ツールや投資情報サービス、注文形式を提供しており、それらの多く(ほとんどと言ってもいい)は無料で証券口座を開設するだけで利用することができます。ネットを通して得られるこれらのサービスは、豊富な投資情報を筆頭に、店舗型の証券会社にはない大きなメリットと言えます。

株の買い方其の2 自分の証券口座にお金を振り込む


株式を買う時に証券口座にお金を振り込んだり、あるいは引き出すことは日常で使っている銀行間の一般的な振込みと全く同じです。証券口座にお金を振り込むときは普段使っている銀行や郵便局から証券会社で開設した自分の証券口座にお金を振り込みます。証券口座への入金は、多くの証券口座でコンビニのATMやオンラインバンキングから入金することができます。また、証券口座への入出金には入出金手数料が必要な場合がありますが、証券会社や振り込む銀行によっては、証券会社と提携している金融機関やコンビニを使えば手数料が無料のところもあります。例として、楽天証券から系列銀行である楽天銀行への入出金は連携サービスを使えば無料で行うことができます。

さらに楽天証券やSBI証券などは楽天銀行やSBI銀行など、系列銀行のオンラインバンキングサービスと連携することで、お金の入出金を完全にオンラインで済ませることもでき、手間を省くことができます。そしてその場合多くが手数料無料になります。これは昼間は働いていて時間が取りにくいサラリーマンにとってはとても便利なサービスと言えます。

株の買い方その3 買う株を選ぶ


自分の証券口座を開設し、証券口座に投資資金を振り込む。ここまでのステップを踏んで、いよいよ自分が買う銘柄を選ぶ段階にあります。いわばここまでは株式投資の準備段階と言えます。そしてここからが本当の株式投資のステップとなります。株式投資の大前提として買う株を選ぶときは、今後株価が値上がりすることが予想される株を選ばなければなりません。

さて、それではどうやって値上がりする株を選んでいけばよいでしょうか?有望株を探す方法はたくさんありますが、初心者が採用しやすい方法として、株取引に慣れるまでは、自分のよく知っている身近な企業の銘柄がいいかもしれません。

たとえば自分の普段よく使っているお店、好きなお店のサービスの内容や品質、人気のある商品は良く知っていますよね。そして当然、好きなお店なら新製品や新サービスの動向にも自然と詳しくなりますよね。普段利用していればそのお店が流行っているかどうかは雰囲気だけでもわかります。そういった情報から、今後もお店の売り上げが上がり、会社が成長していくと考えられれば、それは株を買って投資するひとつの根拠となるのです。

株の買い方その4 買い注文を出す(株の購入方法)


自分の買う株が決まったら、いよいよ証券会社に注文を出します。例えればこれは、レストランなどで食べたいものを注文をするのと同じです。食べたい商品(株の銘柄)を何人前(買う株数)買うのかの注文を出します。株の注文方法は2種類あり、簡単にいうと株価がいくらでもいいからとにかく買えるときに買う注文方法(成り行き注文)と、自分で買いたい価格を指定して買う(指値注文)があります。

この二つの注文方法をおおざっぱに説明すると、成り行き注文はいくらでもいいからとにかく株を買いたい、あるいは売りたいという時に使う注文方法です。一方で指値注文は自分の買いたい価格や売りたい価格を指定して売買するときに使う注文方法です。

オンライン証券を使えば、銘柄と買い注文の形式(成行注文か指値注文)を指定して予約すればあとは、株式市場が開いて条件がそろえば自動で売買をやってくれます。オンライン証券は、昼間は働いていて株価を自由にチェックすることができないサラリーマン投資家にとっては、なくてはならないツールなのです。

株の買い方その5 株の売買取引が成立する(約定する)


自分の出した売買注文が、条件がそろって取引成立することを株式投資の専門用語で約定(やくじょう)といいます。無事に取引が約定した場合、その株は晴れてあなたの資産となります。ネット証券、というか現在の株式投資では紙媒体の株券は発行されませんが、自分の保有している株は電子株式としてパソコン上でいつでも確認することができます。もし取引が成立しなかった場合は、もちろんお金は戻ってきます。

前章で少し触れましたが、最初の取引で買えなかった株が「これは値上がりする」と自信が持てるような銘柄である場合、買い値が多少割高になっても入手することを優先するために、買い値を上げるか、改めて成り行き注文を出す必要があります。なぜ成行注文かというと成行注文は買い値が高くなってもとにかく早く確実に買うことを優先する取引注文だからです。