株式分割は株を分けて買いやすくすること

株式投資の株式分割を理解する

株式用語を理解するシリーズ、今日は「株式分割」についてです。

株式分割とは簡単に言えば、株式を半分に割って2つあるいは3つにすることで株価も半値になり、高くなりすぎていた株を安くして投資家が買いやすくすることです。

ヤフーの株式分割の例を紹介して、株式分割を解説していきます。

成長企業に株式分割はよく行われる

業績と株価をグングン伸ばしているような成長株には、「株式分割」というイベントはつきものと言えます。

これは、その名の通り、株を分割することで、1株を2つに分割したり、1株を3株に分割したりします。

例えば、保有している株が「1対2の株式分割」を行ったとしましょう。この場合、価値が半分になった株が2株手にある状態となります。

株式分割は、株を発行している会社の判断で行うものですが、なんのために行われるのでしょうか?

それは、最低売買単位の金額をみんなが買えるような少額にするためです。

株の取引が活発になるように、会社は株式分割を実施するのです。

グングン成長している会社の場合、株価もグングン上場していきます。すると、最低売買金額が、一般の投資家ではなかなか手が出せないような高額になってしまいます。

そこで、証券取引所は上場企業に「最低取引単位を50万円以下にするように」と要請しています。

ヤフーの株式分割の例

例に出すと、ヤフーは1997年11月に株式を上場したときは約200万円で買えましたが、そこからグングン上昇を続け、2000年の2月にはなんと、1億円を突破してしまいました。

これではいくらなんでも売買し辛い。なにせ、高級マンション並の値段です。
こうした状況を解消するために、ヤフーは株式分割を盛んに行うようになりました。

1999年3月から2006年3月までに合計13回の1対2分割を繰り返して行い、1997年当時の1株が2013年2月には8192株になっています。

1993年に1株持っていたら、これが2006年には8192株に成っているのです。

2013年当時の株価は約4万円ですが、株数は8192株に成っているので、1997年当時の1株は、4万円×8192株=3億2768万円程度に成っている計算です。

これでは、買える人はごくごく少数になってしまいますよね。