稼げる投資家の重視するアメリカの経済指標

株で稼ぐには、アメリカのこの指標に注目


これまでの記事で、経済のグローバル化により、諸外国の動向も日本経済に大きな影響を与えると書きました。

これは、経済指標にも当てはまることです。

世界経済のなかで存在感を示すようになった中国などの新興国も無視できませんが、それでも世界経済の中心はやはりアメリカです。

アメリカの株式市場が日本株に多大な影響を与えるとしたら、その経済指標もけっして無視できません。

重要な経済指標は、多くがアメリカの政府系機関が発表しているものですが、日本の証券会社や経済予測機関でも閲覧することができます。

とくに重要なアメリカの経済指標をいくつかピックアップすると
・「失業率・非農業部門雇用者数」
・「ISM製造業景況指数」
・「ベージュブック」
などがあります。

株価にも影響するアメリカの労働人口


雇用に関する統計は、アメリカの中央銀行(日本でいう日本銀行の役割)でも重視し、政策決定の参考にしています。

とくに先に述べた「非農業部門雇用者数」(NFP=Non-Farm-payrolls)は、米国労働省から毎月発表され、発表後に市場が大きく動くこともあります。(景気動向をより探るため、季節要因のある農業部門は除外しているのです)

前月の状況が、その翌月の第一金曜日(夏時間は日本時間午後9時半)に発表されるという速報性も、この指標が重視されている要因です。

業績がよくなれば、企業は多くの人を雇おうとして、結果的に失業率も下がります。
そして、働く人口が増えれば、個人消費も増え、景気を刺激するというわけです。

また、アメリカの金融政策を決定する機関「FOMC」(=連邦公開市場委員会)の動向も見逃せません。FOMCは年8回、およそ6週間ごとに開かれ、金利や為替レートの誘導など金融政策が決定されます。

これには、世界中のマーケットが注目しています。

まだまだあるアメリカの経済指標


アメリカの経済指標は日本と同じくさまざまなものがありますが、そのなかでも代表的な経済指標を挙げていくので、参考にしましょう。

・失業率・非農業部門雇用者数(NFP)
NFPは農業分野以外の労働者の増減をあらわします

・ISM製造業景況指数
ISM(供給管理協会)が発表する製造業における景気転換の先行指数で、企業の好況感をあらわします。

・ベージュブック
連邦準備精度理事会がまとめる地域の経済状況

・GDP統計
アメリカ商務省が発表する国内総生産

・鉱工業生産指数
FRBが月次で発表する鉱工業生産指数

・住宅着工件数
アメリカ商務省が発表する月ごとの新築住宅着工件数

・消費者物価指数
労働省が月ごとに発表するモノとサービスの小売価格の示す