身近な変化、社会の変化からいい銘柄を探すポイント

よい銘柄を見つけるための、独自の業績予想を立てる


企業の業績発表に予想をくつがえす内容(サプライズ)があれば、株価が大きく変動することはありますが、たいていは事前にその株価が「株価に織り込み済み」となっているケースが多いことが現状です。

この「織り込み済み」とは、投資家が「この株は上がる」と期待して、先回りして買った結果として上がった株価のことを指します。

以前から、会社の業績を予測するには、会社やその周辺を観察することが重要といいました。
これはかんたんに言うと、あなたのよく知っている「身近な会社」に投資するのがベターということです。

言い換えれば、あなたがよく利用するお店や商品を扱う会社ということです。

株価の動きだけに注目するデイトレードには、ファンダメンタルズ分析はあまり関係ありませんが、少なくとも中長期の投資であれば、その企業が行っている事業や製造・販売している商品・サービスについて、詳しく知っておくべきです。

株の専門家より当たる予測とは


映画鑑賞が趣味という人なら、映画会社の株に投資するのもいいでしょう。
お気に入りの飲食店あるなら、そこに投資するのも良いと思います。

「今度封切りされる映画は面白そう。きっと大ヒットするに違いない」のように独自に予測できれば、これは大きな強みです。

その時点では、映画会社の今後の業績に関しては未知数です。業績を予測するアナリストより、映画通の「新作は大ヒットするに違いない」という見立てのほうが、株価の動きを予測する上で役立つものです。

これは、グルメやテーマパークなどでも同じことがいえます。株の専門家の予想より、製品やサービスをよく知っている人の方が深い予想ができるのです。

これは、伝説の投資家ピーター・リンチの「身近なサービスからよい会社を探す」方法に全く通じます。

よい銘柄を見つけるための具体的なチェックポイント


・最近CM(テレビ・ラジオ・ネット広告)が増えた、よく流れている:これは、会社が製品を積極的に売りたい証拠。その製品にも注目です。

・よく売れている商品・話題の商品:コンビニやスーパーで売れている商品があれば、販売元、製造元の企業をチェックしてみましょう。自分の好きなモノであればなおのことです。

・会社の受付の対応がとても良い:逆に、受付係の対応に余裕がないのは、会社に余裕がないのかも知れません。

・会社の電話対応がよい:受付対応にも通じますが、これは電話オペレーターの教育が行き届いている証拠といえます。逆に悪いときは、企業の内部統制が取れていない証拠です。