株で稼げる銘柄の探し方は業績を見ること

稼げる株の探し方の基本は日常にある


株式投資のの最大のメリットとはなんでしょうか?それは企業の成長を株主として享受できることです。もちろん、年間の配当を得ることや株主優待を受け取れることなどもありますが、一番はこの点なのです。そしてこのポイントこそが稼げる株を掘り当てる最大のポイントなのです。

今現在、業績が順調に伸びており、今後も持続的に大きく成長することが期待される銘柄を株の専門用語では成長株といいます。成長株の具体例として、CMでもおなじみのライザップを挙げてみましょう。ここ数年、インパクトあるCMで一気に知名度を上げた「ライザップ」は、健康志向やダイエット志向が強まる中で、高額な費用にもかかわらず、「結果にコミットする」という有名なコピーがウケて契約者が急増し、ダイエットを目的としたマンツーマンの高級フィットネスサービスです。そうした状況でライザップを運営するRIZAPグループの株価は4年間でなんと29倍にも値上がりしました。

その他にも、同じ健康・ダイエットカテゴリーとして「コシダカホールディングス(2157)」が提供する女性向け低価格体操教室「カーブス」や、100円ショップ業界でダイソーやキャンドゥと同じくらいネームバリューのある「セリア(2782)」、PC眼鏡である「JINS眼鏡」ブランドで大ブームを展開した「ジェイアイエヌ(3046)」など、有名で誰もが知っているサービスや商品、店舗を展開する会社の株価が、わずかな期間で数十倍に化けています。このような株価が10倍以上に成長した株をテンバガー株と言います。

こうしたサービスや商品の共通点は、私たちの生活の中でなじみ深く、その会社が大きく伸びたことを生活の中で実感できるものばかりということです。「あの製品を最近よく見る、聞く」「よく聞くキーワード、メディアで取り上げられているモノ」などそうした日常の中で感じられる変化が、大成長株の発見に役立つのです。

儲かる銘柄の探し方は業績を見ること


将来的に株価が上がる株を見つける大原則は、業績が伸びている会社を探すことです。一般的に、順調に業績が伸びている会社の株価は上昇しやすい傾向にあります。企業の業績に関する情報は、会社の公式ホームページのIR・株主向けの決算情報ページや、証券会社の銘柄ページ、Yahoo!ファイナンスなどでも確認できるので、ぜひチェックしてみましょう。

証券会社のホームページでは銘柄の過去数年の業績の伸びをわかりやすくグラフで示したり、他の銘柄を指定することで比較してみることもできます。また、多くの場合その情報に付随してアナリストや著名投資家のコメントなども載せられているため、儲かる銘柄を探すのにとても効果的な情報収集をすることができます。

参考までにSBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社のネット証券で使える投資情報サービスを紹介します。なお、これらのサービスを使う条件は基本的に証券口座の開設のみで、無料で使うことができます。

①SBI証券
会社四季報や、チャートなど最低限のものは無料で見れる。月一回の取引で使える『HYPER SBI』は優待銘柄検索が使いやすい。リアルタイム株価やニュースも見れて、注文がそのまま出せるのも特徴。

②楽天証券
提供しているトレードツールの人気が高い。リアルタイム株価、株価チャート、ニュースなどの情報ツールとして使い勝手のいい『マーケットスピード』が大人気。ほかにはない『日経テレコン21』も使えるサービスも。

③マネックス証券
投資情報全般に豊富。ストラテジストによる投資戦略レポートなどもある。大手外資のJPモルガン証券や独立系調査機関のTIWなどのアナリストレポートがあることも強み。わたしはメインの証券口座として、マネックス証券を使っています。

稼げる株を探すには未来の業績も見ること


年々業績が伸びてきているかどうかは、今後も株価が上がっていくかどうかを予想する重要なポイントですが、儲かる株を探すポイントはそれだけではありません。その上でさらに重要なことは、今までの業績が右肩上がりで伸びているだけでなく、これからの業績も伸びていく会社でなければならないということです。

投資家は、今までの業績よりも、未来の業績に注目して株を買い、株価も未来への期待度に応じて変動します。なぜなら株式投資というものは、未来への投資だからです。もちろん、今までの業績がよいということは、その会社は「今後もきちんと業績を伸ばしてくれる会社だ」という信頼になり、そういう会社は来年や、再来年もちゃんとやってくれそうではあります。だから、今までの業績をチェックする価値は十分ありますが、それだけでは、大事なお金を投資するか否かの判断はできません。

もしあなたが株初心者であっても、これからも業績が伸びることが期待できる企業を見つけたら、今だけでなく未来の株価予測もしていくことが重要です。株を買うときに大切なのは、これから売上高や経常利益(または営業利益)が伸びる見込みのある会社を選ぶことです。売上高や経常利益(または営業利益)がともに安定しているか、上昇傾向にあるなら、良い会社である可能性は高まり、それはすなわち株価の上がる可能性が高い会社であると言えるのです。

ただし、いくら売上高と利益が伸びていても、株を買うのは注意しなければならない「危ない会社」があります。

1つは、売上高が大きく伸びていても利益率が大幅に悪化している会社です。売上高の伸びに比べて利益の伸びがそれに伴っていない場合は、損益面から見てあまり魅力的ではないビジネスを始めてしまっている可能性があります。もう1つは、売上高と利益がともに増えていても、不動産や新たな設備などを購入するために大きな借金をしてしまっている場合です。こうした場合は今は利益が出ていても、今後事業がうまくいなかくなれば数年後に経営が傾いて借金が返せなくなり、会社が倒産してしまう恐れもあります

稼げる株を探す方法(四季報の当期純利益編)


株式投資をするうえで、銘柄選びの重要なツールのひとつであるのが東洋経済新報社が発行している「会社四季報」です。株式投資をしていない人でも名前くらいは知っている人も多いと思います。実際、わたしも四季報がどんなものなのかは株を始めるまで知りませんでしたが、「なんか分厚い本で経済のことが詳しく載っている」というようなイメージを持っていました。

プロを含む多くの投資家がこの会社四季報を参考にしており、四季報の内容によって株価が上下するほどの影響力があります。四季報に書かれる業績予想はとても信頼されており、会社側も四季報に自社がどんな評価が載せられるかを気にしているほどです。事実、2015年の四季報夏号で営業増益率ランキング1位になった銘柄が、四季報発売日にストップ高になったこともあります。

しかし四季報は「字が小さくて分厚くて、なんだか難しそう」と、敬遠している人もいるのではないでしょうか。わたしも最初はそうでした。しかし、四季報はポイントを押さえれば、読むのは全く難しくありません。今回は四季報に載っている豊富なデータの中でも、特に業績の当期純利益(EPS)と一株当たりの配当金額の見方に絞って解説します。

業績欄の中でも特に注目すべきなのが、1株あたり当期純利益(EPS)です。当期純利益は1株あたりでどれだけの利益が出ているかを示しており、企業の収益性を判断するために使われます。ただし発行済み株式数が分母なので、株式数が違う他企業と単純に比較はできません。順調にEPSが大きくなっている企業は、収益性が上がっているため株価が上がりやすくなります。

EPSと合わせて確認したいのは、1株あたりの配当金額(一株益)です。EPSを確認したら、1株あたりの配当が、EPSよりも小さいかどうかもセットでチェックしましょう。配当金は得た利益から支払うものなので、1株あたりの利益(EPS)よりも大きい額の配当金を出すことは、本来はできません。EPSより配当金額が多いということは、企業が持っている資産を取り崩していることを意味します。

資産が減ると、利益を生むための営業活動や設備投資にお金を回せない可能性が出てきます。配当を多く貰えるのは嬉しいのですが、収益が下がり株価が下落してしまえば本末転倒です。当期純利益が順調に伸びていても、一株当たりの配当金額をきちんとチェックして、配当金額がEPSの範囲内に収まっていることを、しっかり確認して銘柄の購入を検討しましょう。もしもEPSを超える配当金額であればその銘柄の購入は避けるのが賢明です。