文系人間こそ株が向いている

株式投資は理系でないと稼げない?


株式投資というのは、その性質上たくさんの数字や指標を扱うため、数字に強い人、理系の人がやるイメージが強いと思います。わたしも、株のことをよく知るまでは漠然とそんなイメージがありました。

たしかに、会社の業績や資産状況、業績予想、あるいは複雑なチャートやグラフなどファンダメンタルズ分析やテクニカル分析と呼ばれる分析法では数え切れないほどの数字が出てきます。

テクニカル分析と呼ばれる分析法では株価をグラフで見ますし、グラフを読み取る指標もたくさんあります。

しかし、だからといって数字に弱い人、苦手な人に株は向いていないかというとけしてそうではありません。

ちなみにわたしは数学や理科が大の苦手。中学の二次関数で「なんでこの計算でこんなふうに曲線になるのかどうしてもわからない(絶望)」というところからスタートし、高校に入って初めての数学のテストでは、とても人に言えない点を取ったことも多々あり(赤面)

閑話休題。

むしろ株は、文系に強いこと、得意なことは株にとっても有利なのです。それはなぜなのかというと、株式投資には文脈を読み取る能力が重要で、そのためには文章が好きだったり得意なほうが良いからです。

なぜ文系が株に有利なのか?

株で利益を出すために必要なのは、実は理系脳より文系脳です。

なぜなら、株式投資で数字を扱うのは実はほんの少しです。
それも、小学校を卒業する算数レベルが理解できれば十分です。

わたしもバリバリ文系人間で、算数や数学は苦手です。
学校のテストでは目も当てられない点を取ったりしてましたが、そんなわたしでも株は十分に楽しめています。

それよりも大事なのは、いろいろな文章を読む力があるかどうかです。

投資の情報は新聞やネット、ニュースなどさまざまなところから得られますが、その多くは文字の情報なのです。

特に個人投資家は、バイブルとも呼ばれる「会社四季報」を愛読しています。
文字を読むことに慣れている方が有利であることは間違いありません。

いっけんとっつきにくく思える四季報も、読み慣れてくると書いた記者の思い入れが見えたりして、味わい深いものが出てきます。

小説を読むのが好きな人はきっと楽しんで四季報が読めるようになります。

株式市場は人間の感情によって成り立っている


株をやっていると、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析をしてつい数字ばかり見がちになります。

確かに、株で稼ぐ上でいろんな数字を読むことは重要であり、その能力は必須でもあります。
しかし、会社の資本や業績、各種指標、まいにち揺れ動く株価という数字は、すべて人間の感情が動いて、人々が行動した結果として出ているのです。

このことを忘れてしまうとなぜ株価が思い通りに動かないのか、業績が良くならないのかと無用に焦ってしまいます。

株がうまくいかないときは、数字だけでなく人の心理を想像してみましょう。

「こういう場面なら自分ならどう動くか」「この株価で自分なら買うのか売るのか」こういったことを想像するクセが付くと、数字だけでない深い読みができるようになるのです。

あらゆる数字は人が行動した結果として生まれます。それならば当然、人の心理が理解できれば結果も予測しやすいのです。