株価のトレンドは移動平均線でつかむ

移動平均線を使って株価の動きを読む


移動平均線を使えば、株の短期・長期の局面に合わせて、株価の変化の予測精度をさらに高めることが可能です。
移動平均線を使った分析はテクニカル分析で非常によく用いられるためとても重要です。

今回は、移動平均線の基本的な仕組みと、短期投資・長期投資別の移動平均線の使い方を学んでいきましょう。

株価の大まかなトレンドを知るには


一定期間の株価の動きを示すローソク足の一つ一つの足型(陽線や陰線など)にも、株価の上げ下げのシグナルは明確に現れますが、これらを複数組み回せるとさらに予測の精度は高められます。

この考え方を、さらに大きく進化させたのが「移動平均線」というグラフです。

ローソク足の足型は1日、1週間、1ヶ月などの決まった範囲で上下の動きを表すため、どうしても短期的・目先の動きにとらわれがちになります。

それに対して、「移動平均線」は株価の大枠、全体の大まかなトレンドをつかむのに最適なのです。

「移動平均線」とはある一定期間の株価を平均化し、その値を線でつないでグラフ化したものです。

たとえば、5日線なら過去5日間の株価の平均値を求め、それを線でつなげていきます。
これを「5日線」といい、10日間なら「10日線」、25日なら「25日線」といいます。

この平均線は、証券サイトや株ツールの設定によって平均日数を自由に変えることができます。移動平均線を使うことに慣れてきたら、目的によって変えてみるのもひとつのテクニックです。

ちなみに多くのサイトやツールでは、移動平均線のデフォルト設定は5日線、25日線、60日線となっています。

移動平均線の使い勝手もサイトやツールで異なるので、いくつかおためし的に使ってみて使いやすいものがよいでしょう。

稼ぐための移動平均線の短期・長期線の使い分け


移動平均線は、その平均期間の取り方によって「5日線」「25日線」などの短期移動平均線、「13週線」「26週線」などの中期線、「52週線」「100日線」などの長期線があります。

なかにはデイトレードに使う「60分足」「10分足」「5分足」「1分足」など超短期のものもあります。

短期線ほど株価の上下が大きいため、描かれる線も大きく波打ち、逆に長期線は株価の上下が小さくなるので線はなだらかになります。

基本的に短期投資には「5日線」や「25日線」の短期線を、長期投資には「13週線」や「26週線」、場合によっては100日線や300日線を使う場合もあります。

それぞれの投資の局面や場面に合わせて期間を使い分けていきましょう。