ファンダメンタル分析①当期純利益だけ見ればよいか?

当期純利益とは?


さて、ファンダメンタル分析での経常利益の見方を解説していくにあたり、補足として話しておきたいことがあります。

それはファンダメンタル分析では「当期純利益をだけを見てればいいのか」疑問への答えです。

実は、ファンダメンタル分析をしていくとき、その年度の純利益の状況だけ見て、良好であれば安心してしまうパターンは実はよくあります。
名前からして、なんだか良さそうな印象もあるし、確かにそれも大事なのですがこれだけを見ていては危険です。


当期純利益だけを判断基準にして、ファンダメンタル分析をするのは危険です。
このことをしっかり理解して、それから経常利益の見方に移っていきましょう。

この理解は、経常利益の見方を見るのにとても重要なものです。
では、当期純利益とは何を指すのでしょうか?

当期純利益とは


当期純利益というのは、ある年の事業年度に計上される収益から、会社が支払うコスト(人件費や管理費など)をすべて差し引いた最終的な利益のことです。

当期純利益は、その会社のある年における営業・経営活動の最終的な成果だと言えます。


会社が企業活動をして得られた収益から、全ての経費を差し引いて残ったもの。
これが当期純利益になります。

つまり、当期純利益からは、その会社のある年の企業活動で、どれだけの成果をあげたのかが分かるのです。

たとえば、何らかの特別な損失が発生しているなど、経常利益を見るだけではわからない収支も、当期純利益を見ることで読み解くことができます。