業績は数字でチェックする
今日から、ファンダメンタル分析のポイント7つを書いていきます。
回は数ある指標の中でも「経常利益」に的を絞って話します。
経常利益だけでなく、ファンダメンタル分析をしていくのにとても大事なことは数字で分析していくということです。
会社のHPを見て、「いい感じだと思った」や、どこかで見た「これから上がる」という情報などの根拠のない情報で行動していくのは非常に危険です。
誰が見てもブレることのない「数字」でしっかりと分析していきましょう。
あなたは横断報道を渡るとき、なんとなく渡るでしょうか?信号を見て青信号になって「この時は車は来ない」ことを確認して歩道を渡りますよね?
株式投資も同じです。何の根拠もない行動は、思わぬケガを招きます。
数字で確認する方法
数字でファンダメンタル分析をする時は、会社が発表しているデータや東洋経済新報社が出している、日本『会社四季報』、日本経済新聞社が出して『日経会社情報』、ネット証券のツールで、必ず数字を確認します。
会社の多くの情報は、ネット証券のHPで見ることができます。
数字を読むことも反復によって慣れていくので、丹念にちぇっくしていきましょう。
チェックする数字は、基本的なところだけでも、純利益、経常利益、PER、PBR、ROE、資本金比率、キャッシュ・フローなどたくさんありますが、まずは「経常利益」からみていきましょう。
次回は、経常利益のより詳しい見方を解説していきます。