株式投資ではPERが低すぎる銘柄もお買い得

PERが低い銘柄はまだ気づかれてない銘柄


これまでに示したファンダメンタル分析のルールに則り、業績が明らかに良いのであれば、お買い得といえるでしょう。

経常利益が順調に伸びているか、ROEは高いか、ティック回数は50回以上あるか、悪いニュースは出ていないか、自己資本比率は安全かなどがそのルールです。

一昨日、昨年、今年と企業業績が着実に増えていて、来年の予想も上がっているのであれば、ファンダメンタル分析で問題はまずありません。


今はまだ、その銘柄の価値に気づかれていなくてもいずれは見直され、気づかれるはずです。
気づかれれば買いが増え、株価も上がってきます。

ただし、気づかれるまでに半年とか1年とかある程度、長期的な期間が空くかも知れません。しかし、ティック回数も50回以上あるのであれば、見直されるまでは時間の問題です。

ですから、PERが低くても優良な銘柄を検討する場合は、長期的な視線に立って必ずティック回数をチェックしましょう。

PERが高すぎる銘柄は期待値が高いに過ぎない


例えば、急成長中の会社の株価が1万円で純利益が100円だったとすると、PERは100倍です。ただし、急成長をしていますから、3年後5年後の利益は100円ではなく1000円になるかもしれない。そうするとPERは10倍です。

つまり、急成長の株に投資する投資家は、「将来的に稼ぎが10倍になる」と見越して買っているわけです。


その背景には、「いずれ高くなって買えなくなるから今のうちに買っておこう」という心理が働いています。

ただし、未来のことはわかりません。
成長に対する期待が大きい分、期待が外れたときは下落する幅も大きくなります。

株式投資はお買い物上手な人が稼げる


例に出せば、いつも198円の卵がセールで0円ならば超お買い得です。PERも、そんなお得感をわかりやすく比較するための指標です。
「将来は人気が出てもっと高くなるかもしれないけど、いまが買い時」な株です。

「良いものをより安く買いたい」というのは、一般的な人間の心理です。
株式投資は、この考え方ができる人ほど稼げます。


つまり、買いもの上手な人ほど株式投資も上手な人と言えるのです。

PERが高いケースというのは「今買っておかないともう買えなくなるかも」という心理で買うことで、「このアイドルグッズは今はこの値段で買えるけど、もっと時間がたてばプレミアがついて高くなって買えなくなるかも」という心理なのです。

将来的な予測とその期待感からPERが高くなるのです。