株主優待で稼ぐには権利確定日を把握するべし

株主優待で稼ぐときは「権利確定日」に注意


前回は、株主優待の内容についての復習、そして優待の受け取り方などについて話しました。株主優待は、配当金とは別にモノやサービスを株主に贈るものです。株を持っているだけでも自社製品や優待券、クオカード、カタログギフトやお米など様々な優待品がもらえるお手軽感と、企業によってはかなり高額なものがもらえるというお得感が、多くの個人投資家をひきつけています。株主優待をもらうためには、保有する株数や時期の条件を満たす必要があります。また、賢く選ばないと思わぬ損をしてしまうこともあります。

今日はその続きとして、優待を受け取るときの注意点について話していきます。いくら良い内容の優待を厳選して無事に株を買えたとしても、きちんと条件がそろっていなければ株主優待をもらうことはできません。そのためのキーワードは、株式優待の「権利確定日」です。ちなみに、これは株の配当を受け取るときにも関わるので、今回でしっかりおさえてくださいね。

株主優待で稼ぐには権利確定日を確実に把握するべし


株主優待を得るのにとても重要なことをお話しします。それは「株主優待はいつの時点で株主であれば、優待を受け取る権利がもらえるか」ということです。株主優待はとてもお得な制度ではあるんですが、受け取るにはもちろん条件があり、優待目当ての人でも意外とこの条件を知らない人も多いのです。

この、「いつの時点で優待がもらえるか」を具体的には株の専門用語で「権利確定日」と言います。まず最初にこれを覚えておいてください。これが一番大事なことなのです。この「権利確定日」までに株主でないと株主優待どころか、配当金も、いっさい受け取ることができません。

株主優待が欲しいなら、株価がなんらかの影響で落ちようが高騰しようが、別の欲しい銘柄が見つかろうが、この権利確定日までは持ってなければなりません。そのために、優待株を狙う時は、基本としてまず権利確定日を確実に把握しておきましょう。

株主優待の権利確定日はいつ決まる?


株主優待の権利確定日いつきまるのでしょうか?株主優待の権利確定日は原則として、会社の決算日です。株主優待を確実に受け取るためには、会社の決算日でもある権利確定日の3営業日前までに株を買って、その日まで持っておく必要があります。こうしないと、どれだけ株を買っても株主として登録してもらえません。

そしてこの、3営業日の前の日を「権利付き最終日」と言います。文字通り優待や配当の権利がもらえる最終日です。この日までに株を買っておく必要があるわけです。

ここで注意しなければならないのは、権利確定日が土日祝日に重なる場合は、実質的な確定日が前日に繰り上げとなることです。また、暦上、祝日でなくても株式市場が開いていない大晦日なども、権利確定日が大納会(その年の株主市場が開く最終日)まで前倒しになりますから注意してください。

なお、会社によっては中間決算も権利確定日になることもあります。いつが権利付き最終日かは、会社のホームページで調べたり、電話で聞いたりしてもいいし、最近はそれも最初から掲載してくれる証券会社も多いです。それだけ、優待株に注目する人も増えてるんですね。1日でも権利付き最終日を過ぎると、優待も配当ももらえなくなるので、要注意です。

株主優待の雑誌で権利確定日を確実に知るのもアリ


上記の理由から、優待株の購入にはなるべくスケジュールに余裕を持って買っていくと良いでしょう。最近は、株主優待専門の雑誌や特集記事も多く、おすすめ銘柄とともに権利付き最終日など重要な日も書いてあるので、それを使うのもアリですね。

中には、どの銘柄をいくらでいつ買っていつ売るかまで、完全にスケジュールを組んでる本もあります。株を始めたいけど、銘柄選びに悩んでいる人は、優待株から始めていくのもやりやすいかも知れませんね。