逆指値注文で効果的にロスカットができる

株式投資は逆指値注文も活用する


株の注文には逆指値注文という、指値とは違う注文形式があります。

この仕組みを使えば、自分の希望の条件で株を買いやすくなり、逆指値の売り注文を使えば、ロスカットを自動化することもできます。

今回は、指値とは異なる逆指値注文について書いていきます。

株式投資の逆指値注文とは


指値注文では、たとえば「100円で買い」と注文を出しますが、「株価が100円まで上昇したら、100円で買い」という注文方法もあります。

この場合、100円まで上昇すれば「100円で買い」という注文が出されますが、100円まで上昇しなかったら、注文は無効になる、という条件付きの注文で、「逆指値」と言います。

株というのは、いったん上昇を始めると、上昇トレンド(トレンドとは傾向の意)入りして、しばらくその傾向が続くことが多く、逆指値を使えば、上昇し始めた株をうまく狙って買うことができます。

逆指値は「損切り」にも使える


また、「損切り」にも逆指値がその威力を発揮します。

「損切り」とはロスカットとも言い、損をしている株をあきらめて売ることを指します。

株価が下がるにつれて、保有していれば株の含み損はどんどん拡大してしまうので、ある程度まで下がったら、その株はあきらめて売ってしまうのです。
たとえば、150円で買った株があって、今の株価が140円だとします。この時点で、もう10円の損失が生じていることになります。


この株が100円まで下がったらあきらめて売りたいとすると、「100円まで下がったら売り」という逆指値を出します。

通常の指値では「100円で売り」と出しますが、これだと、140円とか130円とか120円とかで早々に売れてしまう可能性があります。

なぜなら、指値での「100円で売り」というのは、正確には「100円以上で売り」ということだからです。

ところが、逆指値の場合は、「100円まで下がる」まで、「100円で売り」という注文は出されません。条件をつけて、実際にそうなった注文が出されるというわけです。

株式銘柄のつらい損切りも逆指値でラクにできる!


損失をできるだけ抑えるための措置として行う損切りですが、やはり、自分の手で損失を出すことは辛いものです。

この心理的な苦痛がイヤで、明確な根拠もないのに「もしかしたらこれから上がるかも」とズルズルと保有し続けて結果、損失を拡大してしまったということはよく起こることです。

しかし、逆指値で売り注文を出しておけば、指定の株価まで株が値下がりすれば、自動的に売られて損切りが成立できます。

こうして逆指値注文を使えば、損切りにも活用することもできます。