株で稼ぐにはチャート分析がキモ
株のファンダメンタルズ分析は、企業の業績や経済パラメータ、財務の体質、企業活動の利益率を知るための重要な指標・データです。
どんな銘柄を買うにしても、基本的に銘柄のファンダメンタルズ分析は欠かすことができません。これを怠って株を買うことは無謀ともいえます。
では、株のテクニカル分析とはなんでしょうか?
テクニカル分析とは主に、銘柄の将来の取引価格の変化を、過去に発生した価格や出来高等の、取引実績を時系列パターンから予想・分析しようとする分析アプローチです。
その中でも、株価チャートを読むチャート分析は、株の売買のタイミングを測る上でとても大事なスキルです。
いくら時間と労力をかけてファンダメンタルズ分析して、良い株を選んでも、肝心の売買タイミングを失敗したら元も子もありません。
ですから、株で安定して稼ぐには、ファンダメンタルズ分析もチャート分析も必須のスキルなのです。
株で稼げるチャート分析の練習方法
株式投資のテクニカル分析として、チャート分析があることは前述しました。
では、具体的にチャート分析を学ぶにはどうすればよいでしょうか?
チャート分析は、分足・日足・週足・月足など、それぞれの時系列に沿って、株価の変化や出来高などの指標を、時間軸にして分析していく手法です。
チャート分析は、メジャーなものだけでも、移動平均線、終値線、MACD、RSI、ボリンジャーバンドなど、指標が無数にあり、それぞれ見方も個別に本がたくさんあるくらい複雑です。
その指標の理論、意味すること、実際の使い方・見方がそれぞれあり、ひとつひとつの指標のみを集中的に勉強しても、実践で使えるようになるには多くの時間が必要でしょう。
しかし、初心者のうちはそんなに多くの指標があってもとうてい使いこなせません。
浅く知識をつけてしまうと帰って失敗する可能性も高くなります。
チャート分析でまず大事なのは、一つでもいいのでその指標の意味すること、見方をしっかりと理解することです。そして、実践売買で使い慣れていくことです。
もし今、チャート分析の勉強でつまづいているなら、まずは学ぶ指標を絞ってください。
二兎を追うものは一兎をも得ずです。
チャート分析を学ぶにはシミュレーションが大事
そして、売買をしなくてもいいので、実際の株価チャートを見てシミュレーションしてみましょう。
チャート分析の練習は、理屈だけでなく実際に当てはめてイメージして、チャートを見ながら「自分ならこのタイミングで買う」というふうに、シミュレーションしてみることがとても大事なコツです。
証券サイトで銘柄の株価チャートを見ることはどれだけ見ても費用ゼロです。
シミュレーションだけならいくらでも、リスクゼロでできるのでこの練習はぜひとも毎日少しずつやってください。