テンバガー銘柄は会社四季報で見つける

テンバガー銘柄は誰にでも見つけるチャンスがある


突然ですが、あなたにとって株式投資の醍醐味とはなんでしょうか?

いろんな意見があると思いますが、なんといっても株式投資の醍醐味は、自分で苦労して探して買った銘柄の株価が値上がりして、その値上がり益を得ることといえます。

長い間、超低金利が続く現状では、株価が数パーセントでも値上がりしただけで嬉しいものですが、それが2倍、3倍になればさらに嬉しいですよね。

なかでも、株価が10倍になることをテンバガー、その銘柄をと言いますが、テンバガー銘柄は誰にでも行動を積めば見つけられる可能性があります。

景気が好調な時には多くの銘柄の株価が上昇しますが、10倍になる銘柄はやはり限られます。テンバガー銘柄を発掘するためにテンバガー銘柄にはどのような特徴があるのか、大化け期待の有望成長株投資について解説していきます。

テンバガー銘柄とはどんなものなのか?


テンバガーとは、もともとアメリカの金融の街であるウォール街の業界用語(スラング)に由来するもので、10倍株(大化け株)のことを指します。これは、元々は野球用語で、1試合で10塁打と驚異的な数字をあげることを意味し、それが転じて、株式用語では、株価が10倍になるくらい爆発的に上昇する銘柄(または上昇しそうな銘柄)のことを意味します。

一般にテンバガーは、過去の例を見ると、時価総額が大きくないこと(大体が100億円未満)が一つの条件となっており、また決算内容とは必ずしも関連せず、その時々の注目されるテーマ(キーワード)で、新技術開発や業務提携などの発表によるサプライズが出来高や株価の急上昇を招いたケースなどに現れることが多いです。

ちなみに2015年のテンバガー株はスマホゲームの年でしたね。ガーラ、アクロディア、アクセルマークなど、スマホゲームやらないわたしでも会社名に記憶があります。

テンバガー銘柄を見つけるために必要なのは四季報


ここ数年で、株価が10倍になった身近な銘柄をいくつかあります。実はその銘柄は私たちの生活に密着した身近な企業が多く、実際に利用したことがある人も多かったことでしょう。

たとえば、ダイソーやキャンドウなどの100円均一業界の中でも、おしゃれな商品が多いセリアはこの5年で株価10倍を達成していますし、スマホゲームの「パズドラ」を配信したガンホー・オンラインもこの5年で株価10倍、見事にテンバガー銘柄となっています。

これらの数多くある企業の中で、株価が大化けする企業とそうでない企業の違いはどこにあるのでしょう?

株価が大化けする企業には、業績が好調な企業が多く、かつ将来性があるため、さらなる業績の飛躍が期待できる場合が多いのです。

しかし、株式市場には、数千にものぼる企業が上場しています。身近な企業という観点で銘柄を探すことはできますが、選んだ銘柄の株価が大化けするとは限りません。

そこで、企業の業績が好調であるかを調べるためには、銘柄の総合カタログである、東洋経済新報社の発行する「会社四季報」を参考にすると、手っ取り早く企業の情報を収集することができます。


会社四季報の発売月は毎年3月、6月、9月、12月の4回です。これは個人投資家のバイブルとも呼ばれていて、株式投資を行うことを検討しているのであれば、一度は読んでおきたい書籍の一つとなっています。

「会社四季報」の中身は、会社の名前や住所、事業内容といった基本情報に加え、財務内容から業績、主要株主、加えて発行元である東洋経済新報社記者の取材に基づいたコメント記事等が掲載されています。

四季報の記者も株に精通した人ばかりで、四季報にどんな評価が載せられるかを企業が気にするほど、四季報の企業分析と業績予測は信頼を置かれています。

四季報の欄外には、簡単な株価チャートや業績の評価を示すフェイスマークも掲載されているので、株価動向も確認できます。

大化け銘柄を探すなら、四季報の特にコメント記事欄と業績欄は必ず読まなければなりません。

コメント記事欄とは、東洋経済新報社の記者の取材に基づいた記事です。今後の株価動向を考える上で将来性があるのかを把握するためにも、「上振れ」「大幅増益」「増配」「最高益更新」「減額」「鈍化」といったコメントに注目する必要があります。

株を購入を検討する際はもちろん、保有株の売買を検討する際にも四季報は参考になります。

業績欄とは、企業の売上や利益、配当金等の動向を、過去から将来にわたって掲載しています。業績が伸びている、もしくは今後飛躍的に伸びる可能性を秘めているのか、数字の動向を見ながら分析する。業績が伸びる可能性があれば株式は買われ、業績が悪化する可能性があれば株式が売られる可能性もあるので、必ず確認しなければなりません。

ヒット商品が出るまでは身近な企業でない場合も多い


たとえば、ソニー やソフトバンク、ユニクロを展開するファーストリテイリングのように、誰もが知っている大手企業も株式市場に上場しています。

しかし、たとえば、ファーストリテイリングは、フリースを手軽に買えるようにしたビジネスモデルで一大ブームを巻き起こし、大企業へと成長してきた経緯があります。

同じように、ガンホー・オンラインは、スマートフォンの登場でソーシャルゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」が爆発的な大ヒットとなり、株価は急成長しました。

大ヒット商品が誕生するまでは、それほど身近な企業ではなかった場合も多くあります。逆に言えば、当初はあまり知られていない企業だったけれども、私たち消費者に支持されるビジネスやサービスを提供することで企業は成長してきました。

あまり知名度が高くない時にこそ大化けが期待できそうな銘柄を発掘しなければならないわけですが、わたしのの経験則から言っても、それは容易なことではないと言えます。

簡単ではないからこそ、会社四季報を読むことが大切になります。何故かと言うと、株価が上昇して大化けするような銘柄は、景気が良い時はもちろんのこと、景気が悪い時でも、私たち消費者に支持されて成長を続けることが多いものです。

それは、決算などを自分で読んでみなければ業績が好調か確認できません。会社四季報や決算の情報などを利用して、個別企業の経営状況、つまりファンダメンタルの分析を行って銘柄を探す方法を、ファンダメンタル分析と言います。

次回の会社四季報の発売を機に、あなたもテンバガー銘柄の発掘に挑戦してみてくださいね。