株価を読むには世界市場の動向も観察する

株価を上手く読むには、世界市場の動きも見る


貿易立国である日本は輸出入する製品も膨大で、輸出入によって日本の経済が成り立っていると言っても過言ではありません。

ですから、日本の企業の株価は嫌でも、世界経済の影響を受けます。

そのため、日本の株式市場を読むためにも世界経済の動向のチェック欠かせないものとなっています。

株で稼ぐためは海外市場の動向が読めることは必須の条件といってもいいかも知れません。
今回は特に、米ドルと日本の株価の影響について知っていきましょう。

ニューヨークの株式市場に注目しよう


いまや、経済は大きくグローバル化しています。グローバル化とは世界経済化しているということです。

戦後から貿易が盛んになり、日本企業も多数、海外に進出しています。その結果、日本の株式市場も海外の株式市場に連動性を高めてきました。

とくに、ニューヨーク市場の動きは、東京市場に大きな影響を与えています。

ニューヨークの株式市場が暴落すれば、東京も連動して暴落するという連動性は昔からあり、1987年の有名な「ブラック・マンデー」の暴落などは例としてよく挙げられます。

日本の株を外国人投資家が買う比率も高まり、ますます外国人投資家の動向も見逃せません。

たとえば、日本の株式市場のファンダメンタルズが悪くなくても、ニューヨーク市場で損失を抱えた投資家が、利が乗った日本株を売却して損失を穴埋めするというようなケースもあります。

またニューヨーク市場だけでなく、近年は上海市場や香港市場など、アジアの株式マーケットの動きもその影響力を高めています。

株価を読むには米ドルの動きも見逃せない


海外との関係でいえば、為替も株式市場の動向に大きく影響します。

為替とは、円と外国の通過との交換レートのことで、なかでも世界の基軸通貨である米ドルとの交換レートに市場の注目が集まります。

貿易立国である日本の経済界は、為替動向に神経過敏になっているといってもけして過言ではありません。

円高になれば、国内の輸出産業の足を引っ張り、関連企業(電機、自動車、機械、精密機器など)の株は下がります。

逆に、電力会社や航空会社などは燃料を輸入しているため、円高は追い風となります。
また、為替の影響を受けにくい内需関連株(建設、不動産、電鉄、食品など)も株価が上がる傾向にあります。

このように、株式市場に影響を与える要素はいくつも存在します。
それを象徴する言葉に「ニューヨークがクシャミをすれば、東京が風邪をひく」という言葉もあるくらいなのです。