投資で得する会社四季報のウラ側

個人投資家のバイブル、会社四季報のヒミツ

このブログでは、基本的に株で稼げるようになるための株の売買テクニックや稼ぐための心理・マインドセット、株式投資の資金管理のコツをお伝えしています。

少しでも損失を減らし、利益の大きくなるための売買のコツ、株式市場で稼ぎ、長期にわたって市場で生き残るための心構え、考え方、そして稼ぐための資金管理のコツはそれぞれとても大切な要素です。

今回は少し趣向を変えて、個人投資家のバイブルとも呼ばれる会社四季報のウラ側を書いていきます。

個人投資家にとって、会社四季報は効率よく優良銘柄を見つけるためのまさに宝の山です。

会社四季報をうまく活用できるかどうかはとても重要な点なのです。

今回はそんな会社四季報のウラ側のお話をします。

このことを知れば会社四季報で得られる情報の価値をより理解でき、さらに効果的に会社四季報を活用できるようになると思います。

会社四季報の記者は株が買えない

会社四季報の編集長である石川正樹氏は、新卒入社から一貫して四季報に携わり、2017年夏号の時点でちょうど108冊目となったそうです。

四季報という株の情報を書く仕事柄、四季報記者は株を買うことができません。

毎日いろんな株式情報に触れていて、四季報記者は株を買いたくならないのか?という質問に対して、石川氏は、「四季報を煩悩の数以上に書いていると、そんな欲はなくなります」と答えたそうです。

株価がこれから上がる株を見つけるよりも、記者が考えた四季報独自の業績予想値が的中したり、記事欄に書いたとおりに会社が向かっていくことに喜びを感じるんだそうです。

四季報の予想値は、わたしたち個人投資家にとってもっとも頼りになるヒントといえます。

そこには自分たちの足で得た情報に対する記者の強い自信が込められていますね。

四季報ににじみ出る強いこだわりと記者の想い

会社四季報は、約130人ほどの記者で作られており、一人30〜50社ほどを担当するそうです。

当然、自分の得意分野を受け持つのかと思ったら、担当は2〜3年でクルクルと担当替えをしているとのこと。

なぜ担当替えをするのかというと、記者が会社サイドと仲が良くなりすぎると、客観的な判断ができなくなるためだということです。良い記事を書くためにとてもストイックな姿勢ですね。

四季報の記事欄は、会社の業績に関する内容なのでセンシティブにならざるを得ません。

たとえば記事に書く表現を、「増配か」にするか「増配も」にするか、あるいは「増配へ」にするか、その微妙な言葉の言い回しをめぐって、延々と討論することもあるそうです。

言葉ひとつひとつへのマニアックなこだわりはとても大きな情熱を感じますね。
また、文字数の限られた短い文章の中にも記者の熱い想いがにじみ出ます。

各記者の個性を受け入れつつ、1895年から続く歴史ある刊行物として恥ずかしくない品質をキープする。

その辺りのバランスには相当気を使っていて、編集部内でもかなりもみ合いになるそうです。

四季報はこれからも個人投資家のバイブル

80年もの長期にわたって投資家から愛されている四季報は、その威厳を保ちながらも、常に時代の流れに合わせて変化しています。

たとえば、2017年夏号では、会社が業績の予想を修正した回数が項目に追加されました。
なぜ修正した回数を載せるのかというと、それによって会社が強気なのか弱気なのか、予想数値の傾向がわかるからです。

『最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き延びるでもない。唯一生き延びるのは、変化できる者である』

これは進化生物学者ダーウィンの言葉です。

四季報はきっとこれからも変化しながら、100年先、200年先と、時代を超えて投資家のバイブルであり続けるのではないでしょうか。

株で稼ぐ鍵は会社四季報を読み慣れてうまく活かすこと

以上、会社四季報の裏側を少し紹介してみました。

わたしたち個人投資家は、どうしたって資金面や人材力では機関投資家にはかないません。
機関投資家とは、生命保険会社、損害保険会社、信託銀行、普通銀行、信用金庫、年金基金、共済組合、農協、政府系金融機関など、大量の資金を使って株式や債券で運用を行う大口投資家のことをいいます。

資金や人材面でかなわないとすれば、個人投資家はどこで勝負していけばいいか?

それは、機関投資家が見過ごして手をつけないような大きすぎない、それでいて株価を大きく上げる可能性を秘めた小型株の中から有望な株を見つけることです。

会社四季報はそんな小型株の情報が満載になった、本当に個人投資家にとってなくてはならない情報源です。

ですから、とにかく四季報の読み方に慣れ、その中から有望な小型株を見つけるコツを得ることが株で成果を上げるのに重要なことなのです。

四季報はその情報量と質の良さから、自分の見ていなかった新しい分野の面白さや将来性に気付けることが大きな魅力の一つですが、読み慣れていないと全部読むのは大変です。

始めはまず自分の得意分野のページからチェックしていくとよいでしょう。そして慣れてきたら、それに加えて自分の興味のありそうな分野も読んでいくと良いです。