株で稼げる人の資金管理とルール

株で稼げる人が守るルール


さて、前回は株で稼げる人は、明確な資金管理をしていて、株取引において、「できるだけ損失を出さない」ことを意識して売買をしているということを書きました。

その理由として、稼げる人は「株は必ず、利益を得る過程のどこかで損をする」という事実を理解していて、その上で明確な資金ルールを厳守しているということです。

損する可能性も前提にして、その上でできるだけ損失を出さない資金ルールを厳守しているのです。そして最終的に取引の損益は、大きなプラスで終わります。

今回はその続きとして、明確な資金管理とルールについて詳しく書いていきます。
それは大きく2点になります。

1、予算のうちで、どこまでを株の購入に充てられるか
2、投資でどこまでの損失なら許容できるか

今日はその中でも、上記1についてお話していきます。

いくらまでなら株を買えるか?


株を始めるときは最初に全体の予算、株式投資に買える予算がいくらなのかをしっかり決めることが大事です。

この予算は最初に株を買う費用や、もしもの時のための予備費用、後に解説するナンピン買いという手法のための資金も含んだ全体の予算です。

なぜこれを明確にするかというと、これが決まっていないと、買える銘柄の数がわからないからです。

実は、保有する銘柄の数は予算に応じて決まります。

株に充てられる予算が潤沢なら銘柄も複数持てるし、有望な銘柄なら、保有する株数を増やして、得られる利益を大きくするということもできます。

ただ、初心者の場合は予算があっても、最初の銘柄は1~2程度に絞るのがいいかと思います。
保有する銘柄が多いと日々の株価のチェックや情報集の必要な量も増え、初心者には能力的に難しくなるからです。

良い銘柄があるからとどんどん増やしていくのは、典型的な失敗パターンでもあるのです。

保有する株の銘柄数が多いと


なぜ、初心者は保有銘柄が少ないほうがいいか。
それは、「株は生きもの」という言葉があるくらい、株というのは日々の値動きがあるからです。

株価は、土日祝日以外の日は市場が開く間、常に変動するため毎日のチェックが必要です。
日々の株価を左右する要因は、市場全体の相場動向、政府の政策や景気判断・発表、企業の業績修正発表、時には不祥事など、多くの要因があります。

日々の保有株のチェックはその日の値動きだけでなく、こうした関連情報のチェックもあるため、慣れてないうちはそれだけでも大変です。

そのため、保有数が多すぎると注意が行き届きにくく、情報を見る技術も身に付きにくくなります。

もし、大きな変動が複数の銘柄に同時に起こると、対応も大変になります。
何より、重要な情報の見落としで絶好の売り時や買い時、時には損切を知るタイミングを逸してしまうので、注意が必要です。

保有期間の長さ


それに、株式投資はそのスタイルにもよりますが、利益を得るまでに数週間~数か月、保有し続けることもざらにあります。

その間に、一時的であれ大きめに値を下げる局面があったり、上昇する局面があったりで複数の銘柄を保有するのは心理的な負荷もかかります。

そして、稼げない投資家、投資を辞めた人の多くは、この過程で揺さぶられて不安に負けて、株を手放して損失を出してしまうのです。

そして、「株は難しい、稼げない」と結論をだして稼ぐチャンスを放棄してしまいます。

最初でつまづかないために


このような残念な結果を防ぐには、最初に保有する株数はできるだけ減らし、余裕を持って日々のウォッチをしていける環境が必要です。

もし仮に、最初の投資で値下がりが大きくて、やむを得ず損切りに至っても、一つならずっと見ているので、損失の可能性にもいち早く反応して損失幅を減らせます。

そして、その過程で株価チャートや情報チェックも余裕を持って行っているので、保有株をウォッチするスキルは確実につきます。

このような理由から、稼げる投資家になるには明確な資金管理とルールが必要なのです。

そして、初心者の場合は予算があっても、保有数は絞ること。
技術を身につけ、株式投資で最初につまづかないためにこれは大事なポイントです。