投資資金を貯める貯金習慣のコツ

投資資金が貯まらない原因は何か


株式投資でお金を稼ぐにはまず、元手となる投資資金が必要ですが、資金がない場合にまずやることはまずやはり貯金をして、投資資金を作ることです。

ここでひとつ、大切な質問です。
あなたは日々多くの誘惑があるなかで貯金をうまくできているでしょうか?

お金を貯めたいと真剣に思っているのに、なかなか節約や貯金に踏み出せない。貯金しようと思ってもうまくいかない。そんなふうに感じている人、多いのではないでしょうか。その一方で、お金をしっかり貯めている人もいますよね。

実はお金が「貯まる人」と「貯まらない人」の差は、毎日少しの工夫で解消できるのです。

そこで今回は、投資資金を作るためにすぐ実践できる「お金が貯まる人」になるためのコツをご紹介します。

後述しますが、この貯金習慣のコツや考え方は株式投資でお金を儲けていく上でも大切な要素を含んでいます。ぜひそのことを頭の片隅に置きながら読んでみてくださいね。

貯金をすることと投資をすることのつながりが見えれば、きっと株式投資はもっと奥深いものなるはずです。

投資資金を貯めるにはまず、出費計画表を作ること


お金が貯まらない人の特徴として、「計画性がない」ことが挙げられます。買い物をするにしても遊びに行くにしても、計画性がまるでなく突発的な出費に追われて「節約できない」状況に追い込まれてしまう傾向にあります。

遊びに行ったらお金を払わないわけにもいきませんし、買い物しておいてお金を払わないわけにもいきません。

そうして「お金を払わざるを得ない状況」に陥るために、「節約するほど無駄なお金なんて使ってない」とか「どこを節約すればいいかわからない」ということになってしまうのです。

そうならないためにも、計画性を持つことを心がけましょう。ただし、「意識」だけで人間が変わることは非常に難しいので、実際に書き出してみて管理するのです。いわゆる「見える化」ですね。

人は、見たくないもの、知りたくないものは無意識に避ける傾向があります。人のお金に対する不安や恐怖はけして小さくなく、それゆえ誰もがお金の現実とは無意識に目を逸らしがちです。

ですから、まずは勇気を出して現実を見ること。つまり、日々の出費や支出計画を表によって「見える化」すること。これが貯金の第一歩です。

たとえば「出費計画表」を作って、「今月購入するものリスト」を書き出してみることも大事です。食料品まで書き出す必要はありませんが、お化粧品やシャンプー、ボディーソープなどの消耗品は書き出しておいてください。

それを買ったらきちんと漏らさずチェックして、無駄に買いすぎることを防ぎます。ちなみにこのときにチェックすることを忘れてしまうのも生活習慣を変えたくない無意識の抵抗があります。ですから最初のうちは忘れてしまっても自分を責めなくても大丈夫です。

何度も繰り返せば、無意識は書き換えられ、やがて当たり前の生活習慣として受け入れられていきます。

リストをチェックすれば気が済みますし、リストにないものは購入しないと決めておけば不要な買い物も減るはずです。まずは「見える化」とにかくこれが大事です。

支出のチェックはスマホのメモに出費を記録すると効果的


出費の記録はコンビニや飲食店での買い物をすべてその場でスマホにメモするというのがポイントです。記録することはお金の使い過ぎ抑制に直結します。

あなたがなぜ無駄に浪費してしまうのか。それは「過去の行動を忘れてしまうから」です。お金を使ったことに対してあまり執着心や抵抗感がなく、お金を使うこと自体がすでに習慣化してしまっている人はこれをやってみるだけですぐに効果が出るはずです。

大きな買い物をしても、それとは別にまたすぐに買い物をしてしまっていませんか。毎日の出費を忘れてしまうと「何にお金を使っているかわからない」という状態になってしまいます。

そうなると、節約ポイントも見つからず、どこから貯金するお金をねん出できるかもわからなくなってしまいますから、そうならないようにメモしておくことをおすすめします。

スマートフォンのメモ機能ならすぐに開けますし、入力も1分もかからず手間いらず。その場でメモを取ることで「無意識に買い物をする」ことがなくなります。

最初は習慣になりづらいかもしれませんが、続けるうちにメモしないと気持ち悪くなってきます。そうなればこっちのものですね。お金が貯まっていることをこまめに確認するクセをつけましょう。


人間は持ち物が増えていくことが好きです。モノを集めるコレクターの人もいますよね。自分にとって心地いいものが増えていくのを見るのが人間はとても好きな生き物なのです。お金も当然同じことです。

銀行口座の残高が増えていると当然うれしいですよね。その喜びをもっと頻繁に感じることで、「お金が増えていくことが気持ちいい」という状態になります。

お金持ちの人ほど、こまめに自分の資産の残高を確認しているのを知っていますか。そんなにお金を持っているのだから気にしなくていいのに、と思うことも多いのですが、お金持ちの人はとにかく自分の資産をこまめにチェックします。

わたしの知り合いにも「今いくらだろうか」とこまめに資産の状況を確認する方がいます。もう十分すぎるほどお金を持っていて、それほど変動の大きい金融商品を保有していたわけでもないのに、です。

自分が持っているお金の状況を知りたいと思う気持ちが人一倍強く、増えていればそれだけうれしい。こうした気持ちがあるだけで、お金を貯めることに対するモチベーションになります。

まずは自分でこまめに貯金を確認することが大事です。そのうち、お金が増えていることがどんどん嬉しくなってきて、心の奥底から「お金をもっと貯めたい」と思うようになるはずですよ。

「貯金できそうな金額」+月収の10%を貯蓄用口座に入れる


さて、投資資金としてどれくらいの貯金をしていくか。ここでその具体的な目安を提案してみます。

毎月のお給料の中で「貯金できそうな金額」って皆さんのなかであると思います。それが月収の2割だったり3割だったり、金額は人によると思いますが、それプラス月収の10%を、絶対に手を付けない貯蓄用口座に入れるとどうなるでしょうか。

これを聞いて、「そんなに回したら生活ができない」と思う人も多いと思います。家賃や光熱費などを支払って、自分のために使うお金も確保すれば月収の8割くらい簡単になくなってしまうという人が多いでしょう。そんな中で、「貯金できそうな金額」プラス10%を貯めるとすると結構大変だと思います。

しかし、これくらい切迫した状態でないと人間は必死にならないもの。つまり、ギリギリにならないと必死に節約する方法を考えないし、お金をなんとか使わないでやり過ごす方法も思いつかないのです。

そんな状況に自分をあえて追い込んでみるというのも一つの手です。「節約できない」とか「節約するポイントがわからない」という人はまずあえて自分を追い込むようにしてみましょう。

人間そうと決まればたくましく適応していくもの。やってみれば意外と簡単にできたと多くの人が感じるでしょう。わたしの知り合いにもそれくらいのペースでお金を貯めた人はたくさんいます。

投資資金を貯める最大のコツは毎日続けること


お金を貯めるのは簡単なことではありませんが、毎日のちょっとした積み重ねでうまくいくこともたくさんあります。今よりもっとお金を貯めたいと思ったら、毎日少しずつ取り組んでいきましょう。何事も、塵も積もれば山となる。貯金も同じことですよ。

貯金を通して得られる経験は実は株式投資の成否、すなわち株で稼げるかどうかとも直結します。なぜなら株式投資は感情コントールがうまくできるかどうかで成績が左右され、貯金ということも、日々たくさんある誘惑からいかにお金を守るかという面があるからです。

貯金を通して目先の欲望に流されずに、将来の利益に向けて行動選択することができればそれは投資家にとって、とても大きな武器になります。

投資のための貯金をただ「お金を貯める」ということにせずに「投資でお金を稼ぐための心のトレーニングをしている」と捉えてみてください。

そうして捉え方を変えるだけでも、日々の貯金に対する感じ方は大きく変わり、貯金をすることの大きな楽しみにすらなるでしょう。

貯金も投資もその目的は将来の楽しみのための行動です。いまこの瞬間からこの過程を楽しめれば、その後の投資生活もとっても楽しいものとなります。