株で稼ぐ金額を目標にすることについて

株で稼ぐことも目標があるとわかりやすい

株をでお金を稼ぐときには、相場は思い通りにいかないという事実を理由に、目標を立てないほうがいいという意見と、目標は立てた方がよいという意見の両方があります。

確かに、相場というのはあらゆる要因が関係するため、誰にも予測はできず、思い通りにはいきません。それは絶対的な事実です。

しかし、そのことを十分に理解した上ならば、具体的な金額を目標を立てて株に励むことも有効と考えます。

もともと、投資を始めた理由が老後の生活費や養育費などを作るためという人も多いはずです。

そういう人にとっては目標が具体的な方が励みにもなるでしょう。
そこで今回は、具体的な金額目標を立てたときのケースを考えてみます。

株で収入の20%アップを目指してみる

さて、小見出しで収入の20%アップを株で稼ごうということを書きました。
なぜ、目標を決めるのでしょう?

昔、わたしがとある初心者向けの投資を読んだときのことです。
その本のなかで著者は読者に問います。

それは「あなたは月にいくら欲しいですか?それは何のためのお金ですか?」という質問でした。

わたしはそのとき、改めてそういうことを考えたことがなかったので、はて?いくら欲しいかなと自問しました。

わたしが株を始めた理由は、将来の生活費と老資産を築くためです。日本には年金制度もありますが、現状の給付状況や日本の財政を見る限りとても安心はできませんでした。

自分が老後を迎えるまでにお金はいくら必要なのか?

これは、Zaiなどのマネー雑誌はもちろん、最近は若者向けの生活情報誌ですら取り上げられる話題です。

具体的にいくら必要かは、公的年金の支給額、住んでいる地域、持ち家か賃貸か、シングルなのか家族持ちか、どんなライフスタイルにしたいかで条件が変わってくるので、全員に対していくら必要とは言い切れません。さらに、日本や世界経済などの変動要因もあります。

そこで、わたしが提案するのはとりあえず収入の20%の金額を毎月株で取れるようにするという大雑把なものです。

投資で稼ぐキモはいかに投資額を増やせるか

上記の目標で仮にあなたの年収が200万円だったら、株で年間40万円の利益を取ることを目標にします。

株で得た利益は使わずに翌年は再投資に回すようにすれば、投資できる自己資金が大きくなって、資産が増えるスピードも早くなります。

株、もっといえば資産運用のキモは、いかに自己資金=投資額を増やせるかというところにあります。

たとえば株で100万円利益を取りたいと思った場合、投資額が100万円の人は2倍に上がる株を買う必要がありますが、投資額が1000万円の人は10%上がる株を買えば済みます。

この例からわかるように、投資額が増えれば増えるほど、利益を取るのは簡単になり、資産運用の効率は上がるのです。

株で稼げる人の老後なら

老後資金は「毎月の生活費×12ヶ月×老後年数」で計算されます。
たとえば、毎月の生活費を20万円、老後を65歳〜85歳の20年間と考えると、20×12×20=4800万円かかることになります。

65歳の時点で貯めておいた4800万円のを毎年240万円ずつ取り崩していくと、20年経ったらゼロになります。

しかし、もしも20年以上長生きした場合は?途中で大きく資産を失うことになったら?
そう考えるとなんともいえない気持ちになります。

投資ができないとそういう事態になる可能性は高くなりますが、老後までの投資の腕を鍛えて、ある程度安定した運用ができるようになっていれば、65歳までに貯めた4800万円を自己資金にして、年間10%で運用すれば480万円、20%で960万円もの収入になります。

こうすれば、お金を減らすことなく趣味や旅行もできる悠々自適な生活が送れるし、長生きの不安に怯えながら老後を過ごす心配もありません。

これは、自己資金を早く増やすという意味で、収入も20%をを株で得て、それを自己資金へと回していければ、それなりに大きな資産になるだろうという目論見です。

投資の目標は苦しくならない程度にすること

実際に目標額を決めることで、投資に対する真剣度が増し、成績は期待以上に向上する方も多いようです。やはり具体的な目標は行動にも移しやすいのですね。

これから株式投資を始めるという人も、もうすでに始めている人も、どれくらい利益を出したいか、目標とする金額をぜひ決めてください。
もしかしたら、目標を設定するだけで投資成績も向上するかも知れません。

また、その目標額に達するためにはどういう投資スタイルがよいか、自分なりにも見えてくると思います。

ただし、あまり短期の成績に一喜一憂しすぎても株式投資が辛くなってしまいます。
一ヶ月でいくらの目標額を達成するというのがベストですが、やはり相場のいいときと悪いときで利益の取りやすさも変動します。

そのことは、常に頭の片隅に入れておくとよいでしょう。

目標に達しなかった月があったとしても、トータル一年で達成できればいい。
もっといえば、5年間でつじつまがあっていればいい。それくらいのゆるさでもいいと思います。

自分が苦しくならない範囲で、目標の達成額を確認する作業を、できれば楽しみながら、やっていきましょう。