株は分散投資でリスク管理する

株のリスク管理にはふたつの分散が重要


買った株の株価が下がってしまう。

できるなら避けたいことですが、株をやっていればこれは大いに有り得ることです。

株が下がる要因には2つあり、ひとつは、選んだ株そのものがダメだったケース、もう一つは、売買のタイミングが悪かったというケースです。


選んだ株そのものがダメだったというのは、その会社の業績がどんどん悪化してしまうとか、思いがけず悪いニュース(不祥事など)が出てしまうとか、その株があまりにも割高になってしまっていたというケースです。

また、銘柄そのものはいいのだけど、売買タイミングが悪いというケースもあります。


長期で見れば、上昇トレンドの株でも、その上昇過程では株価は上下動を繰り返していますから、そうした中でタイミング悪く買ってしまうと、高値から2割3割という値下がりに巻き込まれてしまうこともあるのです。

こうしたリスクに備えるには、株の投資資金の分散と売買の時間の分散が基本戦略になります。

株の資金分散と時間分散


株の資金分散というのは、ひとつの銘柄に資金を集中させないということです。
なぜなら、そのひとつで失敗したら、全滅ということになってしまうからです。

また、できれば、一つの銘柄への投資金額は、日にちを何回かに分けて投資していくことが望ましいといえます。

たとえば、2株買う予定ならば、1株ずつ日にちをずらして買っていくのです。これを分割買いといいます。


もっとも、資金がまだ少ないうちは、銘柄分散や時間分散といってもなかなか難しいかも知れません。

しかし、出来る限り分散を心がけていきましょう。

基本的には、銘柄分散を心がけ、資金的に余裕があれば時間分散も行う方法が良いでしょう。
まず銘柄を分散し、次に売買のタイミングを分散するのです。

株の一点集中投資はキケン


ブログで何度か紹介しているピーター・リンチは個人投資家に対して、「身近なところから、10倍になるような株を探して投資しよう」という一方で、「5銘柄以上に分散投資しよう」とも言っています。

リンチによれば、大上昇することを狙って5銘柄に投資すれば、「1社が大失敗し、3社がまずまずの状態で、1社が期待どおりに大きく成長する」という感じになることが経験上多いそうです。


たとえば、50万円を10万円ずつ5社に投資し、そのうちの1社が5分の1、3社がトントン、1社が5倍になったとします。

そうすると、50万円は82万円に増えることになるわけです。

1銘柄くらい大ハズレをつかんでも、その分を他の銘柄で挽回すればいい。
これが株のリスク管理の基本的な考え方です。