株は、大企業ほど為替動向に注意しよう

株式投資では為替動向のチェックも必須

輸出企業も多い日本企業。日本国内で株式投資をするときに、為替の動向は必ずチェックが必要です。

円安になると、日本の輸出企業は好業績となりやすいですが、その分逆に円高になるとそのあおりも大きく受けて、株価も下がりやすいです。

日本の企業の特に、日経225に採用されていると銘柄を買う時には特に為替動向による影響に気をつけていきましょう。

株式投資に必要な為替の基本を理解する


グローバル経済の今、日本株も為替の影響はしっかりとチェックしておく必要があります。
為替の仕組みについて基本的な理解をしておきましょう。

1ドル=100円が、80円方向に進むことを円高と言い、円の価値が高い状態をいいます。
1ドル120円方向に進むことを円安と言い、円の価値が低い状態を言います。

まず、日本経済で見れば、円高は円の価値が上がっていることを意味しています。
こうした為替の変動が、株式市場にも影響を与えます。

為替が企業の業績に関わってくるのは、輸出入をするときです。

円安のとき、(1ドル=100円が、1ドル=120円になるようなとき)は、最終的には決算を円ですることになるので、輸出企業の業績(売上高)は上がることになります。

一方で輸入を見ると、輸入コストが増えるので、輸入企業には不利になります。

円高のとき(1ドル=100円が1ドル=80円になるようなときは)は、輸入コストを抑えることができます。
しかし、輸出企業にとっての円高は、売上高減少をもたらしてしまいます。

円安で輸出企業関連銘柄の業績はよくなる


このことから、一般的に、円安のときはトヨタ自動車など、輸出関連企業の業績は好調となり、レンタカーサービスのオリックス、家具のニトリなど、輸入関連企業の業績は悪くなります。

円高のときはこの逆で、輸出関連企業の業績は悪くなり、輸入関連企業の業績は好調となります。

日本企業、特に上場企業の多くは、海外にモノを売って収益をあげています。
トヨタなどの自動車産業をはじめ、電機、精密機器などのいわゆる輸出関連企業が、高度経済成長期から日本の経済をずっと支えています。

株式投資の大企業銘柄は輸出関連が大半


世界のトヨタや日産、ホンダ、家電最大手のソニー、東芝、ゲーム機の任天堂、カメラトップブランドのニコンやキャノン、などの名だたる有名企業の株はその多くが輸出関連企業です。

こうした会社の株は、その安定感から買いやすい面もありますが、為替動向が大きく動いて円高に振れると株価の下落も激しい側面があります。

このような大企業銘柄を選ぶときは、特に日本国内だけでなく、為替動向との連動した値動きに注意して保有しましょう。